ポータルサイト VS 自社サイト - 他社に頼らない集客のススメ
毎月高いお金をポータルサイトに支払っても、本当に欲しいお客様か増えない気がする…。そんな悩み、ありませんか?
この記事では、グルメサイトやクーポンサイトなどのポータルサイトに頼らずに、自社ウェブサイトや Googleビジネスプロフィール、LINE公式アカウントなどを使い、自分たちの力でお客様を集客する方法を紹介します。
自分たちの店が、本当に必要なお客様を呼び込むために、この記事をしっかり最後まで理解して、一緒にスタートしましょう!
ポータルサイトの落とし穴
ポータルサイトは一見、店舗集客の強力な手段のように思えます。
しかし、いくつかの気づきにくい、大きな落とし穴があります。
月額費用30万円の現実
多くのポータルサイトは、高額な月額料金を要求します。
例えば、毎月30万円を支払っても、その見返りが十分でない場合があります。
高額な料金にも関わらず、実際にお店にとって価値のあるお客様を引き寄せられない場合も、少なくありません。
私の経験をお話しします。
私の知り合いの美容室経営者は、ポータルサイトに毎月30万円支払いをしています。
プランにもよりますが、金額はオークション形式。つまり、他店が多く支払うと掲載順位が上昇し、抜かれてしまうそうです。
聞いた時点では、掲載一位を保つための金額が30万円と言う事でした。
私は尋ねます。
「その金額で、新規のお客様は、ひと月に何名ですか?」
彼女は答えました。
「30名くらいかな?」
私は続けました。
「一人一万円ですね。それで、二回目の来店はどのくらいの割合ですか?」
彼女は答えます。
「どうかなぁ。あまり把握していませんね。」
お忙しいのでしよ。私はさらに続けました。
「二回目は、どうやって予約するのですか?」
彼女は答えます。
「二回目もポータルサイトで予約してもらいます。」
私は驚きました。
なぜなら、予約あたりいくら、新規送客いくら、プラス月額費用という料金体系だと聞いていたからです。
初回来店はポータルサイトの集客力を頼る、コレは理解できます。
しかし、二回目は自社ウェブサイトで予約してもらう方が、絶対に経営的なメリットがあるからです。
しかし、同じようなポータルサイトに集客を依存している店舗オーナーは、多いのではないでしょうか。
彼女は、もっと安い金額でお客様を維持できるはずですし、集客の費用対効果を上げることも可能なのです。
このような費用対効果の低さは、ビジネスにとって長期的にかなり大きな負担となります。
クーポン利用客のみの集客と問題点
ポータルサイトを通じて割引きクーポンを提供すると、一時的には集客効果が見込めるかもしれません。
しかし、この方法で集まるのは主に、クーポンを目当てにしたお客様です。
クーポン目当てのお客様は、割引きクーポンが無いと、来店しない傾向があります。
このことを繰り返すと、お店の通常価格でのサービスを評価してもらえなくなるリスクがあります。
そして、クーポンで初めて来店されたお客様が、リピーターになるとは限らず、継続的な関係を築くことが困難になることも問題点として挙げられます。
このように、ポータルサイトのみに頼った集客方法は、高額なコストと低い顧客ロイヤリティ、そして継続的なビジネスの成長を妨げる可能性があるため、慎重に検討する必要があります。
次のセクションでは、これに代わる自社マーケティングの「強みとメリット」について、掘り下げます。
自社サイトの力 - 自分たちの土台を作る
自社ウェブサイトのメリットと重要性
自社ドメインのウェブサイトは、お店の顔とも言える存在です。
ポータルサイトとは違って、自社ウェブサイトではお店の魅力を存分に、自分たちの思い通りに伝えることができます。
- ブランドイメージの構築:自社サイトでは、ロゴ、色使い、写真、文章などを通じて、お店独自のブランドイメージを確立できます。この一貫性のあるイメージ作りは、お客様の記憶に残りやすく、他店との差別化を図ることができます。
- 情報の独占: ポータルサイトでは、他の多くの競合と並んで掲載されますが、自社ウェブサイトでは、あなたのお店の情報だけが際立ちます。新メニューの紹介やイベント情報など、お客様に知ってもらいたいことをダイレクトに伝えられます。
- 顧客との直接的なやり取り: 予約システムや問い合わせフォーム、公式LINEなどのコミュニケーションを通じて、お客様と直接やり取りができます。中間者を介さずに直接お客様の声を聞くことで、より細やかなサービスを提供できます。
Googleビジネスプロフィールで見つかる店
Googleビジネスプロフィールは、お店をGoogleマップ上に表示し、検索結果であなたのビジネスを目立たせる、すべてのビジネスオーナーが利用できる無料のツールです。
この無料ツールを活用することで、地元のお客様だけでなく、遠方からのお客様にも、あなたのお店を見つけてもらいやすくなります。
Googleビジネスプロフィールの特徴は…
- 地域での認知度の向上: Googleビジネスプロフィールにお店の情報を正確に入力しておくと、地域の検索結果で上位に表示されやすくなります。これにより、地域内外からの新規顧客の獲得に繋がります。
- 口コミの活用: お客様はGoogleのレビュー機能を通じて、お店の感想を共有できます。良い口コミは新規顧客の信頼を勝ち取るのに役立ちます。また、悪いレビューにも迅速に対応することで、顧客サービスへの真摯な姿勢を、お客様以外にも見せることができます。
- リアルタイムな情報更新: 店舗の営業時間や休業日の変更や特別なイベントなど、最新の情報をリアルタイムで更新できるので、お客様に常に正確な情報を提供できます。
Googleビジネスプロフィールに期待すること、それは、「新規のお客様を連れてくること」です。
ポータルサイトに頼ることなく、自社ウェブサイトやGoogleビジネスプロフィールを最大限に活用することで、お店の魅力を直接お客様に伝え、信頼と共感を得ることができます。
次のセクションでは、この信頼と共感をさらに深める、LINE公式アカウントの活用法について探求します。
LINE公式アカウントで直接つながる
LINE公式アカウントは、お店とお客様を直接結びつける、大変有力なツールです。
アイデアと使い方によっては、単なる連絡手段以上の価値を、お店の経営にもたらします。
公式LINEに期待すること、それは「お客様のリピーター化」です。
LINE公式アカウントの活用方法
- タイムリーな情報共有: 新メニュー、サービス、商品の紹介、イベントの案内、限定プロモーションなど、重要な情報をリアルタイムでお客様に届けることができます。お客様はLINEを日常的に利用しているため、受け取った情報に対する反応も素早いことが多いようです。
- 個別のお客様対応: LINE公式アカウントを通じて、個々のお客様からの質問や要望に直接応じることができます。これにより、お客様一人ひとりに合わせて、パーソナライズされた対応を実現し、顧客満足度を高めます。
- アンケートやフィードバックの収集: お客様の意見や感想を直接収集できるため、サービスの改善点や新たなニーズを把握しやすくなります。また、お客様が自分たちの声が店舗運営に反映されることを実感できれば、より強い信頼関係が築けます。
お客様との直接的なコミュニケーションの価値
- 信頼関係の構築: 直接的なコミュニケーションを通じて、お客様はお店に対して、より深い信頼感を持ちます。お客様が店舗を「身近な存在」と感じることで、リピーターになりやすく、お客様との長期的な関係が築けます。
- 忠誠心の向上: 個別のお客様への対応や、お客様にパーソナライズされたサービスは、お客様の忠誠心を高めます。お客様が「特別な扱いを受けている」と感じると、その経験を友人や家族と共有することが多く、結果的に新規顧客の獲得にも繋がります。
- マーケティング効果の最大化: 直接的なコミュニケーションは、マーケティング活動の効果を最大化します。お客様の好みや興味に合わせた情報を提供することで、プロモーションの反応率やコンバージョン率を高めることができます。
自社ウェブサイトやGoogleビジネスプロフィールとLINE公式アカウントを連携して、活用することで、お客様との緊密な関係を築き、お店独自の魅力を最大限に発揮することができます
次のセクションでは、自社ウェブサイトのランディングページにお客様予備軍を集客し、その魅力を伝える方法について掘り下げます。
自社LPに集客 - 魅力を伝える
自社ウェブサイトのランディングページ(LP)は、ウェブ集客の中核となるツールです。
お店の特色、提供するサービス、将来のお客様へのメッセージをダイレクトに伝え、訪れた人々を魅了するのがLPの役割です。
ランディングページ(LP)とは?
ランディングページとは、特定の目的(商品の販売、情報の提供、問い合わせの促進など)のために設計されたウェブページです。
訪問者、つまり将来のお客様が、広告や検索結果から「着地」する場所であり、具体的なアクション(購入、予約、問い合わせなど)を促す仕事をするのがランディングページです。
そのためランディングページには、明確なメッセージ、魅力的なビジュアル、説得力のある魅力的なコンテンツが必要です。
効果的なLPの作り方
- 明確な目標の設定:
- LPの目的を明確に定義します。
- 何を達成したいのか、どんなアクションを将来のお客様に取ってもらいたいのか?を考えます。
- 目的に応じたページの設計を行います。
- ターゲットとするお客様の理解:
- どのようなお客様にアプローチしたいのかを考え、そのお客様の興味やニーズに合わせたコンテンツを作成します。
- 「将来のお客様」が求める情報を、的確に提供することが重要です。
- 魅力的なビジュアル:
- 視覚的な要素は非常に重要です。
- 目を引く画像や動画を使用して、訪問者の関心を引き、メッセージをさらに強化します。
- 説得力のあるコンテンツ:
- 訪問者を行動に移させるためのコンテンツが必要です。
- 行動するメリットを明確にし、訪問者にとっての価値を強調し、信頼を築く証拠(顧客の声、実績など)を提示します。
- クリアなコールトゥアクション(CTA):
- 訪問者に何をしてもらいたいのかを明確に示します。
- ボタンやリンクは目立つ位置に配置し、行動を促す言葉を使います。
- 継続的なテストと改善:
- LPは一度作ったら終わりではありません。
- 訪問者の反応を分析し、改善を繰り返します。
- A/Bテストを通じて、より効果的なデザインや、コンテンツを見つけ出します。
自社ウェブサイトのLPは、ポータルサイトに依存しない、「自立した集客の核」となります。
お店独自の魅力を最大限に伝え、お客様との強い結びつきを築くために、上記のポイントを意識してLPを構築しましょう。
次のセクションでは、「他社に左右されない集客戦略」の重要性について、詳しく掘り下げます。
他社に左右されない集客戦略とは
ポータルサイトのクーポンで集客できたとしても、初来店時にあなたのお店でファン化できなければ、そのお客様は「一本釣り」に終わってしまいます。
それでは、何のためにお金をかけてポータルサイトに掲載したのか、全く意味がありません。
自立した集客方法の重要性
ポータルサイトの値上げに左右されない、安定したビジネスの構築には、自社ウェブサイトが絶対に必要です。
SNSで1日にどれだけ投稿しても、無料ブログをどれだけ更新しても、安定したビジネスの構築には、自社ウェブサイトは絶対に必要です。
その理由を説明します。
SNSだけで充分?
InstagramなどのSNSで投稿を続ける店は多いと思います。
SNSの投稿も、目的を持って数値を計測してしないと、目的と手段を取り違えることになってしまいます。
何のために投稿しているのか?それが集客に繋がっているのか?もう一度見直して見ましょう。
投稿の目的は?
趣味や自己満足ではなく、勤務時間を使いSNSの投稿をするのであれば、投稿の目的は決まっています。
売り上げアップ、その為の新規客の獲得です。
もちろん、イベントやセールの告知、新サービスの告知、営業日時の変更の告知などもあります。
アイデンティティの確立、ブランディングなどもあるかもしれません。
しかし行き着くところは、売り上げアップ、その為の新規客の獲得です。
よくあるSNS投稿
よく見かけるのは、綺麗な新メニューの写真、スタッフ紹介、営業時間、などでしょうか。
しかし、CTAがありません。
その投稿を見た人が、どうして欲しいのか?
それが無い投稿がすごく多いです。
SNSのアルゴリズム
X , Instadram , TikTok それぞれ人気のSNSですが、「アルゴリズム」というものがあります。
そして、「アルゴリズム」は、SNSによってそれぞれ違います。
アルゴリズムを理解して投稿する事が大切です。
そして、投稿を見た人がどうして欲しいのか?その仕掛けと行動要請の仕組みが必要です。
数百の投稿があるのに、全くコメントが無い、ザラにあるパターンです。
SNS投稿が無駄だ、というつもりは全くありません。しかし、アルゴリズムを理解して投稿しないと労力の無駄遣いに終わります。
全てがバッチリとはまらないと、売り上げには繋がって行きません。
無料ブログで充分?
無料ブログで日記的に書いているオーナーも、よくお見かけします。
しかし、無料ブログは自社ドメインではありません。
他人の土俵で戦っている、という事実を認識してください。
無料ブログの更新に、全く意味は無いと言っている訳ではありません。上手に使えばあなたの武器になります。
そして、無料ブログから誘客するためには、やはり仕掛けが必要なのです。
今すぐ自社ウェブサイトを見直そう
自社ウェブサイトは、もちろん自社ドメインで。
何故なら、
ドメインは自社の資産
だからです。財産でもありますが、資産(利益を生み出すもの)が正確です。
ドメインにはパワーとランクがある
この事をご存知でしょうか?
数年前に作ったっきりのホームページ。放置していませんか?
ブログ、書いてますか?日記になっていませんか?
お客様からのお問い合わせ、きますか?
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